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大王松の松かさは大きくなります。
大きいものは高さが20cmくらいあって存在感はかなりなものです。
ふとこれに色を塗ったらどんなものだろうと思いました。

試行錯誤が続きましたが、色付けしてスプレーを使うと、松かさの笠のひだで綺麗なグラデーションができることがわかりました。
またカラフルに色づけると、そのそれぞれの色が溶け合ってまるで花のような雰囲気になりました。

松かさは煮沸消毒をした上、笠のひだの裏にあるトゲを除去しておりますので、安心して室内で飾っていただくことができます。
自然の物ですので、どうしても塗りむらや色はじき等が派生しますが、そのあたりご理解いただいて、自然の笠のひだでできるグラデーションのアートをお楽しみいただけたら幸いです。

ご注意：
松かさは水分を含むと笠が閉じてしまうという特性があります。そのような訳で湿度の高さにも反応します。
万が一水がかかったりして笠が閉じてしまっても、乾けばば開くとは思いますが、自然乾燥で開くのに１週間以上かかります。
また開く際にひび割れや欠けたりなどの心配がありますから、雨や水の当たらない場所、湿度の高くならない場所に飾っていただくのが一番よいと思います。

ABOUTページの写真：
大王松の大きな松かさでつくったリース（展示品）

TOPページのロゴの背景写真：
ペラデニヤ王立植物園（スリランカ、キャンディ）の Cannonball tree（砲丸の木）